11月4日まで大阪で上演中のミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」。今回が日本初上演となる本作では、オーディションで選ばれた少年たちが交代で主人公・ビリーを演じています。「ホリプロ保育園/読む!動画」では、その一人、前田晴翔くんとお母さんの思いがこもった手紙をご紹介します。わが子への信頼、そして愛情を言葉にして伝えるすばらしさに気づきます。

誕生! 初の“日本版ビリー”

前田晴翔(まえだ・はると)くんが出演するミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」(東京公演は終了、11月4日まで大阪・梅田芸術劇場で上演中)は、映画「リトル・ダンサー」(’00年公開)の舞台化作品。


‘80年代半ば、イギリス北部の炭鉱町を舞台に、踊ることが大好きな少年・ビリーの成長を描いた物語です。


作曲家で歌手のエルトン・ジョンが音楽を手掛け制作された舞台版「ビリー・エリオット」は、これまで10年以上にわたってイギリス、アメリカをはじめ世界各地で大きな感動を巻き起こしてきました。


日本では、今回が初上演。1,346人の応募から1年半に及ぶ長期育成型オーディションを勝ち抜いた晴翔くんたち日本版ビリーが、厳しいレッスンでバレエ、タップダンス、ヒップホップ、アクロバット、歌、演技すべてに磨きをかけ、1回1回全力で演じています。

踊ることが好き! 晴翔くんの素顔

中学1年生の晴翔くんは、ストリートダンスが得意!という根っからのダンシング・ボーイ。


「ビリー・エリオット」では、ビリーがバレエダンサーになった未来の自分を夢見るシーン(“Dream Ballet“)のフライング(体にワイヤーをつけて空中に飛び上がって演技する舞台演出)を好きなシーンに挙げるほど、舞台でパフォーマンスすることが大好きな男の子。


大舞台にも臆することなく、9月に10万人目の来場者を迎えたときには「毎回本番が楽しくて、フィナーレのタップは最高に気持ちよく踊っています。ビリーになれてよかった!って心から思います」と晴れ晴れとした表情で語りました。


ビリーエリオット・前田晴翔くん

そして、今ハマっているのは“ルービックキューブ”。ものの1分で面をそろえてしまい、「どのパターンに当てはめればできるかっていう法則を覚えるだけ」と話す頭脳派な一面も。


そんな晴翔くんですが、オーディション開催を知ったとき、住んでいたのは日本から遠く離れたアメリカの地。自宅を離れ、オーディションという不確実な未来に挑む――そんな大きな決断を支えたのは、いつもサポートしてくれるお母さんの存在でした。

晴翔くんからお母さんへ 「支えてくれて、ありがとう」

「ホリプロ保育園」を訪れた晴翔くんは、お母さんへの素直な「ありがとう」を手紙にして伝えました。


ホリプロ保育園安田えんちょーとビリーエリオット前田くん
お母さんへ

今まで長い1年半の間、送り迎えしてくれたり、お弁当作ってくれたりしてくれて、ありがとう。オーディションのためにアメリカからわざわざ日本に引っ越したりして、迷惑をたくさんかけたと思うけど、一切怒らなくて、逆に支えてくれて、ありがとう。

あと、ビリーのレッスンに通いながら受験勉強もしてたいへんだったけど、いつもつらい時ははげましてくれてありがとう。これからも俳優になる夢を追いかけるので、今後もよろしくお願いします。

キラキラとした夢に向かって努力を惜しまない、ひたむきな晴翔くん。いつまでも、どこまでもまっすぐに伸びていってほしい、そう思うと同時に、わが子をこんなにもまっすぐに育てたお母さんの深い愛情を思わずにはいられません。


【ビリーエリオット】前田晴翔くん お母さんへの手紙 #ホリプロ保育園

お母さんから晴翔くんへ 「絶対に受かると信じていましたよ」

じつは、お母さんから晴翔くんへも一通の手紙が用意されていました。そこには、いいときも、つらいときも、いつも晴翔くんを信じ、温かく見つめるお母さんの姿がありました。


晴翔へ

「ビリー・エリオット」出演おめでとう。 長い長い1年半でした。あなたがビリーとして舞台に立つ姿を見て、やっと、私たちの大きな決断は間違ってなかったと自信を持つことができました。ありがとう。

1年かけてのオーディション、受かるかどうかもわからないのに、わずか1か月でアメリカから日本への帰国を決め、家族全員の人生が大きく変わりました。とんでもない賭けに出たなぁと、周りの方々は思ったかもしれません。でも、家族はみんな、絶対に受かると信じていましたよ。それは、あなたが必ず最後まであきらめずやり遂げる子だと知っていたからです。

オーディション以外にも、大変なことはたくさんありました。失ったものや、犠牲にしたことも、いっぱいありますね。 生まれて初めて日本の学校に通い、日本の文化や習慣になじめず、アメリカに帰りたいと言っていた時期もありました。でも逆に、オーディションでともに戦った仲間がいたから乗り越えられた。こうやって振り返ってみると、この1年半は、あなたの人生でとても意味のある1年半だったと思います。この貴重な経験を決して無駄にせず、感謝の気持ちを忘れず、これからも、大きく羽ばたいてください。

I will always stay by your side, and love you forever. (いつも、あなたのそばに。いつまでも、愛しています)

母より

「ホリプロ保育園」安田美香えんちょーが読み上げた手紙を聞き終えると、「(手紙を)書いてるって知らなかった。けっこう、グッときてます」と一言。クールな晴翔くんの瞳が、ちょっと潤んだように輝いていました。


【前田晴翔 】お母さんからの手紙 #ビリーエリオット #ホリプロ保育園

母の言葉が、子を強くする

「あなたが、必ず最後までやり遂げる子だと知っていたから」――。


こんなふうに信頼の気持ちをきっぱり言葉にして伝えることって、とっても素敵で、でも、じつはむずかしいこと。


それをきちんと言葉にできるお母さんがそばで支えてくれていることが、きっと晴翔くんの努力の源。まさに、母の愛は偉大!です。そんなお母さんの愛情を全身で受け止め、その名のとおり晴れやかに翔(かけ)る、晴翔くんのこれからがますます楽しみです。

おすすめ関連記事

【読む!動画 スペシャル①】山城力くん


【読む!動画 スペシャル②】木村咲哉くん


【読む!動画 スペシャル③】加藤航世くん


ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」

オフィシャルサイト:http://billyjapan.com/


PROFILE

安田美香えんちょー(番組MC)

7歳の男の子、3歳の女の子の2児ママ。
産後うつになるも、そこで泣いてばかりではいられないと一念発起。『ホリプロ保育園』WEB番組を立ち上げる。日本の産後サポート文化を産後3週間から産後3ヶ月に変え、ママと赤ちゃんの笑顔を増やす 「3・3産後(さん・さん・さんご)サポートプロジェクト」発起人もつとめる。

HP:http://www.horipro.co.jp/yasudamika/
Twitter:https://twitter.com/mika_yasuda


「読む! 動画」ホリプロ保育園記事一覧はこちら:https://varmee.com/horipuro

https://varmee.com/horipuro