今年、日本初上演のミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」では、厳しいオーディションを経て選ばれた5人の声変わり前の少年が主人公・ビリーを交代で演じています。「ホリプロ保育園/読む!動画」では、5人がそれぞれお母さんに宛てた「手紙」を、ご紹介します。今回登場するのは、「ビリー・エリオット」最年少、弱冠11歳にしてビリー役に選ばれた木村咲哉くん。お母さんに、心からの「ありがとう」を伝えます。

“最年少ビリー”を支えた お母さんの存在

子どもの可能性は無限大!そのことを、身をもって証明してくれている男の子がいます。


木村咲哉(きむら・さくや)くん、11歳。東京公演(7月19日~10月1日)を無事勤め上げ、10月15日からは大阪・梅田芸術劇場で開幕する大阪公演でふたたび主人公・ビリーを演じます。


じつは咲哉くん、東京公演が開幕した今年7月時点ではまだ10歳。


人一倍の努力を重ね、小さな体いっぱいでビリーを表現する咲哉くん。そのパワーの陰には、努力をちゃんと見ていてくれるお母さんの存在がありました。

応募者1,346人! 「ビリー・エリオット」になるということ

ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」は、イギリスで制作された映画「リトル・ダンサー」(’2000年公開)をもとにしたミュージカル。


映画と同じ監督・脚本家が再びタッグを組み、作曲家エルトン・ジョンが音楽を手掛けて制作された名作です。


‘80年代半ば、炭鉱ストライキに揺れるイギリス北部の町で、一人の少年がバレエと出会い、踊ることに魅了されます。


先行きの見えない毎日を乗り越え、夢に向かって歩み始めた少年の姿は、いつしか周囲の大人たちの心を変えていく――というストーリー。


これまで、オリビエ賞やトニー賞など80もの演劇賞を受賞したミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」。その日本公演オーディション募集が始まったのは、’15年11月のことでした。


集まった1,346名の応募の中から書類審査や2度にわたるオーディション、厳しいレッスンを経て、歌・ダンス・器械体操・演技すべてでプロフェッショナルのパフォーマンスを提供できるスーパーキッズ5人が選ばれ、今夏の東京公演、そして15日からの大阪公演と、交代で主演を務めています。

厳しいレッスンも「大好き!」 咲哉くんってどんな子?

最年少ビリー・木村咲哉くんは、アクロバットとダンス・殺陣が得意、好きな科目は体育のマット運動という、体を動かすことが大好きな男の子。

そして、一番好きなことは「ビリー・エリオットのオーディション」と答えるほど、ビリーのレッスンが大好き!ビリー・エリオット役の書類審査に応募した当時、咲哉くんは8歳でした。


オーディションを兼ねたレッスンが始まると、咲哉くんはバレエやタップダンス、ヒップホップ、ジャズダンス、器械体操とさまざまな科目で基礎から猛特訓。年上のビリー候補生たちに交じって、1年以上にわたり厳しいレッスンを笑顔で乗り切りました。


一方で、最年少であることについて、咲哉くんはとても冷静。


「(最年少らしさを)出していいところと出してはいけないところの区別をつけて、出していいところでは思いっきり出す」と語る姿は10歳の少年ではなく、ひとりのプロのミュージカル俳優です。

咲哉くんからお母さんへ 伝えられた「ありがとう」

そんな咲哉くんを支えているのは、家族。中でもお母さんは、お弁当を作ってくれたり送り迎えをしてくれたりと咲哉くんを全力でサポートしています。


「ホリプロ保育園」で咲哉くんはお母さんへ、普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを手紙で伝えました。


【ビリー・エリオット木村咲哉】お母さんへの感謝の手紙 #ホリプロ保育園

ママへ

今まで送りむかえをしてくれたり、忙しい時でも支えてくれてありがとう。 オーディションのとき、ぼくがきんちょうしてしまって、ママが元気をつけてくれてうれしかったよ。 あと、お弁当を毎日朝早く起きて作ってくれたり、ぼくの大好きなくだものをいつも入れてくれてありがとう。 太らないようにカロリーゼロのドレッシング付きサラダもすごくおいしかったよ。そのドレッシングねスタッフさんから大好評で、『どこに売ってるの?』と聞かれたんだけど、地元のスーパーにしか売ってないんだよね。 あ、話がそれちゃった。ごめんなさい。 これからもいっぱい親孝行してお返しするね。本当にありがとう。
さくやより

ビリー・エリオット木村咲哉くんお母さんへの手紙

少し照れながら、でも最後までしっかりと手紙を読んだ咲哉くん。3回も出てきた「ありがとう」の言葉に、お母さんへの思いが溢れます。


お母さんから咲哉くんへ 「 たくさん努力してきたね」

一方、咲哉くんにも一通の手紙が用意されていました。


差出人は、咲哉くんのお母さん。


安田美香えんちょーが「実は、お母さんからお手紙をもらっています」と伝えると、咲哉くんは11歳の少年らしいあどけなさの残る表情で「うそぉ!」とビックリ。


でも安田えんちょーの「読んでもいいかな?」の問いかけには「はい!」とうなずき、手を膝の上でそろえました。


そして、普段はなかなか聞くことのない、お母さんの思いが語られ始めました。

【木村咲哉】お母さんからの手紙 #ビリー・エリオット

咲哉へ

毎日お疲れさまです。 1年半前、書類が通って一次オーディションのとき、すごく緊張していて『怖いよ、大丈夫かな』と言っていた9歳の咲哉。ここまでよく頑張りましたね。 大きく変わったことは、心も体も強くなったことだと思います。 前はよく風邪をひいて熱を出したりしていたけれど、この1年半一度も風邪をひかず、必ずといっていいほどかかっていたインフルエンザも去年はかからなかったね。ビリーパワーはすごいです。 そして内面的にも自分に自信がもてるようになったと思います。それはきっと、たくさん努力してきたからだね。小さな体で本当によく頑張っていました。 ごく普通の小学生だった咲哉に夢と自信と強さを与えてくれたスタッフさん。いつもそばで温かく見守ってくれる共演者のみなさんと、そしてそして、ずっと応援してくれているすべての皆さんに、感謝の気持ちをいつまでも忘れずに。 千秋楽までケガのないように、咲哉のビリーを頑張ってください。 ずっと応援しています。
ママより

「見守ってくれている」最年少ビリーを支える安心感

ビリーエリオット木村咲哉くん

最年少ということは、体力的にも精神的にも大きなハンデのはず。そんな中、弱音をこぼすこともなくひたむきにレッスンに打ち込む咲哉くん。そして今、ビリーとして輝いています。


「それはきっと、たくさん努力してきたからだね」――。


お母さんは、咲哉くんのがんばりを全部見ていました。手紙を受け取った咲哉くんはニッコリ。


お母さんの愛に包まれて、舞台の上で精一杯歌い、踊り、ビリーとして生きる咲哉くん。身近にいつも見ていてくれる大切な人がいるからこそ、子どもの力は無限大!なんです。

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ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」

オフィシャルサイト:http://billyjapan.com/


PROFILE

安田美香えんちょー(番組MC)

7歳の男の子、3歳の女の子の2児ママ。
産後うつになるも、そこで泣いてばかりではいられないと一念発起。『ホリプロ保育園』WEB番組を立ち上げる。日本の産後サポート文化を産後3週間から産後3ヶ月に変え、ママと赤ちゃんの笑顔を増やす 「3・3産後(さん・さん・さんご)サポートプロジェクト」発起人もつとめる。

HP:http://www.horipro.co.jp/yasudamika/
Twitter:https://twitter.com/mika_yasuda


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