子どもの急な発熱や下痢、嘔吐による脱水症状のときに役立つ経口補水液(けいこうほすいえき)。ドラッグストアなどでも購入できますが、実は家にあるもので簡単に手作りできるって知っていますか? 夜中に子どもが熱を出してパニック!というときに心強い自家製経口補水液の作り方を、医師・良雪雅さんが解説してくれました。

「ホリプロ保育園『経口補水液のつくりかた』」主なトークテーマ

・どうして病気のときには経口補水液がいいといわれるの?【0分10秒ごろ】
・手作り経口補水液のつくり方とは?【1分00秒ごろ】
・手作り経口補水液の注意点【5分10秒ごろ】

【経口補水液のつくりかた】お医者さんに聞いて家にあるものでつくってみた! #ホリプロ保育園 ※動画は2015年9月2日に公開されたものです

経口補水液って家で作れるんです!

子どもが夜中に熱を出した!


嘔吐が止まらない!


そんなときの水分補給に最適な経口補水液。


ドラッグストアなどで買えるので、いざというときのためにストックしておくのもおすすめですが、急な発熱や嘔吐で買いに行けない状況が生じたとき、じつはおうちにあるもので簡単に作れちゃうんです。


この日のホリプロ保育園には医師の良雪雅(りょうせつ・まさし)さんがご来園。おうちにあるもので簡単に経口補水液を手作りする方法を伝授してくれました。

そもそも「経口補水液」ってどんなもの?

まずは良雪さんが、発熱・嘔吐時などに経口補水液がおすすめな理由を教えてくれました。


「経口補水液というと名前はちょっとむずかしいかもしれませんが、要は(炭水化物・電解質濃度などの成分組成が)人間の血液に似ているので、すごく体に吸収されやすいんです」と良雪さん。

さらに、良雪さんは続けます。


「脱水になったときの水分補給に便利です。市販のものを買い置きしておければいいんですが、買い置きがなくて『子どもが夜、熱を出しました』というとき、薬局に買いに行けますか?」

「行けません!」と、ママ代表・安田えんちょーがすかさず反応します。実際、夜中に子どもが熱を出したり体調を崩したりしていたら、家をあけて買い物に出るのは難しいもの。そんな時に役立つ、家にあるものでできる経口補水液の作り方が今回のメインテーマ。さっそく教えていただきましょう!

材料は水と塩、砂糖だけ?「経口補水液」の作り方

では、経口補水液を作ってみます。

材料はこちら

水 500ミリリットル
塩 1.5グラム
砂糖 20グラム(5グラム入りのスティックシュガーなら4本)
※グレープフルーツジュース お好みで適量(※柑橘系でもよい)

水は水道水で大丈夫。ですが、振って溶かすためにペットボトルがあると便利です。


つくり方は本当に簡単。密閉できる容器に材料をすべて入れ、振って溶かすだけです。


「これ、ただ入れればいいんですか?」と、安田えんちょーも半信半疑ながら、水に塩と砂糖を入れていきます。良雪さんによれば、白砂糖ではなく黒砂糖やきび砂糖でも、お好みで使って大丈夫とのこと。

これらを振って溶かします! 「早く溶かしたいときや、赤ちゃんがおなかを壊して…というときは、ちょっとぬるめの水でもいいかもしれません」と良雪さん。

手づくり「経口補水液」を飲みやすくするコツ

水に塩と砂糖がしっかり溶けました。「ジュースはお好み、ということですが…」と、ちょっといぶかしげな安田えんちょー。

あんなに砂糖を入れたのに、まだジュースを入れる必要があるんでしょうか? すると、「ちょっと、飲んでいただければ」と良雪さん。

ジュースを入れる前の液体を一口飲んだ安田えんちょーは「うわ~! …おいしくはないですね」と苦笑い。砂糖を20グラム入れても、ポカリスエットなど清涼飲料水に比べると甘さが少ないのだとか。

そこで、安田えんちょーはグレープフルーツジュースをほんの数滴垂らしてもう一度試飲。すると…。「ぜんぜん違います! これはおいしいです」と、その飲みやすさにびっくり。

「風味がつくので飲みやすくなるんです」と良雪さん。

大人が飲む時には物足りなく感じるので、レモン汁などで風味をつけるのもおすすめです。こどもですとそのままでも飲めますし、ジュースを入れすぎると糖分過多になってしまうので、注意が必要です。

手作り「経口補水液」を使う場合の注意点

最後に良雪さんから、手作り経口補水液を飲む場合の注意点を教えてもらいました。


まず、これは市販のものを飲ませるときも同じですが、子どもが吐いたあとは、ちびちび少しずつ飲ませてあげること。急にたくさん飲ませると再び嘔吐してしまう可能性もあるため、スプーン1杯やペットボトルのふた1杯分ぐらいの微量から、様子を見つつ慣らしていくとよいそう。


そしてもう一つは保存の問題。「あまり長く置いておくものではないので、できればその日のうちに使い切ってほしいです」と良雪さん。必要なときに、必要な分だけさっと用意できるのも手作りのメリット。たくさん作らず、飲み切れる分だけ作れば安心ですね。

いざというときの安心のために

今回のポイント

・「経口補水液」は血液と似た成分なので、体への吸収がものすごくいい!
・手作り補水液は、水に塩と砂糖を混ぜるだけ!
・味が苦手な人は数滴程度のグレープフルーツジュース、レモン汁などをたらすと風味がついて飲みやすくなる
・手作り経口補水液はできるだけ作った当日に使い切る!

小さい子どもは夜間に熱が上がることが多いもの。今回は、そんな時に重宝しそうな経口補水液の作り方を学びました。


子どもだけでなく、大人でも暑いときの脱水対策や体調を崩したときにも便利です。「今必要なのに買い置きがない!」というときに、この手作り経口補水液の作り方を覚えておけば役立ちそうですね。




ホリプロ保育園

『ホリプロ保育園』とは本当の保育園ではありません。「あなたはひとりじゃない!つながるってすてき!」を合言葉に子育て中の家族の心によりそうWEBメディアであり、孤独になりがちな育児を楽しむヒントをお届けする、ホリプロのプロジェクトです。

HP:https://horiprohoikuen.themedia.jp/
LINE:http://qr-official.line.me/L/LDlGnKIwb8.png
LINEBLOG:https://lineblog.me/yasudamika/
LINELIVE:https://live.line.me/channels/295
Twitter:https://twitter.com/horiprohoikuen
Facebook:https://www.facebook.com/horiprohoikuen/
YouTube:https://goo.gl/f9xYDb
Google+:https://goo.gl/RBVdWi