「1カ月検診まで」と、さらにそこからの「産後2~3カ月ごろまで」は、ママがとくに孤独や不安を感じがち。その理由、知っておけばママも周囲も今よりもっとハッピーに! 『ホリプロ保育園』を訪れた助産師の市川香織さんが解説します。



【出産前後必見】ママを孤独にさせないで! 産後ケアは3カ月まで!#助産師協会 #3・3産後 #ホリプロ保育園 ※動画は2015年7月に公開されたものです

「ホリプロ保育園『ママを孤独にさせないで!産後ケアは3カ月まで!』」主なトークテーマ

・図で解説!出産前後のケアとは?【0分15秒ごろ】
・産後ママの不安がピークになるのはいつ頃?【1分10秒ごろ】
・授乳とママの精神安定には関係がある?【3分00秒ごろ】
・1カ月検診で先生から太鼓判。本当に心配すべきは“その後”だった!?【4分00秒ごろ】

出産後のママは不安でいっぱい

命がけの出産を終えて、赤ちゃんと一緒に退院。じつはその日から、ママには山のような不安と疑問が押し寄せています。


赤ちゃんがちっとも寝てくれない。

どうあやしても泣きやまない。

ウンチの色、こんな色で大丈夫? 

おっぱいはちゃんと出てる…? 


異変を察知しようにも、なにが「普通」でなにが「異常」かも分からず、ママは一気に不安の渦の中。そんなとき、頼れる場所はありますか?


『ホリプロ保育園』に助産師の市川香織さんがご来園。退院後のママを取り巻く環境に、警鐘を鳴らします!

産後ママが落ち込みやすい2大タイミングとは?

市川さんによれば、“ママの気分が落ち込みやすいタイミング”は「1カ月検診まで」と「母乳が安定する生後3カ月ごろまで」。


パートナーに知っていてほしい「ママの異変に気づくための3つのチェックポイント」も伝授します。

退院後、ママの置かれる状況とは?

まず、市川さんが取り出したのは一枚の図。そこには、出産前後のママが受けられる医療サービスがピンクで、地域サポートが緑で塗り分けられ、示されています。


よく見ると、出産後、産院からの退院を機にピンク(医療サービス)の面積は大きく減り、一方緑(地域サポート)は1か月検診あたりから面積が広がっています。



妊娠・出産・産後のサービスとケアの場所

平成25年度厚生労働科学研究「乳幼児健康診査の実施と評価ならびに多職種連携による母子保育指導のあり方に関する研究」(主任研究者 山崎嘉久)で作成

「この図は、医療施設から地域に移るときに、うまくケアが橋渡しできていなくて、ちょうど産後の1か月から2か月ぐらいにケアが手薄になってしまうのではないか、ということを表しているんです」と、市川さんは指摘します。

1カ月検診までの“空白期間”

市川さんが、出産直後のママが陥りやすい状況を解説します。


「(産後1カ月頃までの時期は)どんなアンケートを取っても、母乳が足りていないんじゃないかとか、自分の子育ての方法はこれでいいのか、そういう不安がすごく聞かれる時期です。そして、図からもわかるように医療機関からのケアも少ないですし、地域の保健師や助産師の訪問もまだ来ていないという時期でもあるんです」(市川さん)。

安田美香えんちょーも、「1カ月検診までの“空白の期間”ですよね。私自身も、初めての経験で『どうしたらいいのか…誰か助けて!』っていう時期でした。外出もできませんし。この時期に、産後うつにもなりやすい」と振り返ります。

でも、どんなことにも解決策はあります! 例えば地域のサポートセンターなどでは、相談すればさまざまな相談に乗ってくれます。ママは独りじゃない、と思えることが、幸せな育児へのスタートです。

100日過ぎれば「幸せ感がアップ」?

ママの精神面に注目すると、別の目安も浮かんできます。


「産後、特に3カ月ぐらいまでは、産後ママさんのケアが必要ですよね」と言う安田えんちょーに、市川さんが答えます。

「母乳がうまく出るようになるまで100日かかる、と言われています。授乳がうまくできるようになるとママにも自信がつきますし、“幸せ感”が上がると言われているんです。授乳が安定するまでの産後2~3カ月ごろはとくに、(パートナーや家族による)ママの心のケアが必要です」(市川さん)。

つまり、個人差はあれど100日程度経てば、育児がもっと楽しくなってくるということ!?これは朗報! 母乳育児のママにとっては、授乳も幸せ感を高めるよい機会になるんですね。

パートナーに知ってほしい「3つのチェックポイント」

ママの精神面でいうと、特に心配なのは1カ月検診“後”。


「1カ月検診でお墨付きが出ると、パートナーや両親、友達など周りの人から『もう大丈夫だろう』と思われて急に孤独になってしまうことがあるんですよね」という安田えんちょー。

市川さんは、とくにパートナーの男性にこそ気にかけてほしいと訴えます。市川さんがおすすめする【パートナーに見てほしいチェックポイント】は

1.ママが今日もちゃんと眠れているか

2.ちゃんと食事をとれているか

3.今日も笑えているか

の3つ。


これを聞いた安田えんちょーは自身を振り返り「私もぜんぜん笑えてなかった」としみじみ。

笑顔は心の健康のバロメーターなんですね。新しい家族を迎えた今こそ、笑顔で楽しく過ごすチャンスなんです!

まずは「大丈夫?」の一言から!

今回のポイント

・退院後、1カ月検診までは地域のケアも手薄な“空白期間”。ママは不安になりがち。
・母乳育児のママは、産後100日ごろ、母乳の出が安定すれば幸せ感がアップ。
・産後、特に3カ月まではママの心のケアが必要。「ママがちゃんと眠れているか、食事をとれているか、笑えているか」を周りがチェック!

助産師の市川香織さんと〈産後ママの不安と孤独〉について考えた今回。産後ママが孤独に襲われる2大タイミングは、ハテナだらけで不安な「出産後1カ月検診まで」と、周囲のサポートが激減する「1カ月検診後、母乳が安定する3カ月ごろまで」だとわかりました。


市川さんと安田えんちょーは、1カ月検診が区切りになりがちな日本の産後サポートを「産後3カ月まで」に変えよう!という「3・3産後サポートプロジェクト」 にも取り組んでいます。


ママは独りぼっちではありません! 気がつかないだけで、周りを見れば地域のサポートサービスや家族、友達など、手伝ってくれる存在がきっとあります。周囲に積極的に手伝ってもらいながら、初めての育児を楽しんじゃいましょう。

 

ホリプロ保育園

『ホリプロ保育園』とは本当の保育園ではありません。「あなたはひとりじゃない!つながるってすてき!」を合言葉に子育て中の家族の心によりそうWEBメディアであり、孤独になりがちな育児を楽しむヒントをお届けする、ホリプロのプロジェクトです。

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